ケーブルについて

LANケーブルケーブルはその種類と言ったら、数限りないものがあると思う。
思い出すのは、創業して間もないころ、農林関連の研究所の実験田圃から研究室まで数キロの光ファイバーケーブルを敷設したことである。田圃から研究所内の共同溝に入るまで、数本の電柱(木柱)を立てた。田圃の計測機器と実験室のワークステーション(確かSUN?)を結んだものだ。当時はスマホなど無いので、トランシーバで連絡を取り合い、計測器に接続するコネクタを太陽に向けてもらったら、薄暗い研究室のケーブル末端が光り輝き感動したのを覚えている。出来たらソフトウェアの開発も受注したかったが、そんなことは忘れてしまうくらい楽しかった。

さて、今回は光ケーブルではなく、メタル線である。
先日、LANケーブルの敷設工事を行った際に、少し電気工事もさせて頂いた。そのとき電気工事士のスタッフがVVFケーブルの銅線の太さスケアとLANケーブルに書いてあるAWGの違いについて質問してきた。思わず「俺に聞くなよ!そっちが専門だろう」と言ってしまった。ごめんなさい。

確かにLANケーブルには「UTP 26AWG/4P CAT.6 ・・・」などと書いてある。数字が大きいほど細くなるのと、米国の規格のようには聞いていたが、詳しくは知らない。スケア(スクエア)は、square mmの略で「sq」と書き、「VVF 600V 23A 2×2.0mm・・・」などと記され、「2スケア」と呼んだりします。電気工事や自動車の配線など幅広く一般的ですね。

LANケーブルのAWGについては、ちょっと調べてみたので、備忘録として書いておきます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/米国ワイヤゲージ規格

細い線(例えば28AWG)は、どんなメリットがあるでしょうか。
これは、サーバーラック内の配線は楽になります。24AWG(一般的なサイズ)では、5.8~6.0mmΦですが、28AWGは4.1~4.2mmΦです。この差は大きく、狭いラックの中で、省スペースとエアーフローの改善にたいへん貢献します。

では、工事用にはどうかというと、どうしても配管の中を通したりして荷重をかけて引きますので、28AWGなどは無理と思います。今工事に使っているものは、Cat5e、Cat6、Cat6AでAWG23~AWG24となります。長い距離を引き、簡単に設置しなおすことができないので、撚線ではなく単線のものを選び、ケーブル外径はなるべく細いものを選んでいます。

カテゴリーや屋外用ケーブルについては、次回に書きます。